パーマ・カラーについて

Q.サロンカラーとホームカラーの違いは?
A.サロンカラーは美容師が使用することを前提で開発さています。ホームカラーは一般のお客様向けに開発さています。その大きな違いは、ホームカラーは誰が染めてもある程度キレイに染まるように薬剤が配合されています。サロンカラーは髪への負担・痛みが最小限になるように美容師が薬剤の配合を選べます。カラー剤の塗り方も塗り分けができますので、髪にかかる負担を最小限に抑えることができます。毎回、髪全体のカラーをしていると負担が大きくかかってきます。美容室では根元が伸びてきたところだけ染めたり、毛先も負担を最小限にする薬剤配合ができます。
Q.おしゃれ染めと白髪染めの違いは?
A.ヘアカラー剤の仕組みとしてはほぼ同じです。色素の濃さが違うと考えてください。詳しく言えば配合色・基材に違いはありますが、白髪染めでも最近はある程度明るくできます。色味もいろいろ楽しめますので、ぜひスタッフにご相談ください。
Q.ヘアカラーとヘアマニキュアの違いは?
A.ヘアカラーは酸性染毛料。髪の毛のメラニン色素を分解して脱色するのと同時に染料どうしを髪の内部で作用させるのでしっかり染まります。ヘアマニキュアは酸性染毛料、髪の内部で作用することはなく表面に作用し、染料を髪にくっつけて染めていきます。髪の色を明るくすることはできませんが、髪が傷むことなく手触りが良くなり、疑似的にハリ・コシがでます。
カラー剤の種類特徴
医薬部外品(染毛剤)永久染毛剤(酸化染毛剤)ヘアカラー、白髪染め、おしゃれ染め、アルカリカラーなど成分によってかぶれることがある。
明度アップが可能。
白髪染めから明るいおしゃれ染めまで対応。
毛髪にややダメージがかかる。
脱色剤・脱染剤ヘアブリーチ、パウダーブリーチ、ライトナーなど毛髪を明るくする。
染料が配合されていない。
メラニン色素の分解。
毛髪ダメージが大きい。
化粧品(染毛料)半永久染毛剤(酸性染毛剤)ヘアマニキュア明度アップできない。
毛髪ダメージがない。
地肌が染まりやすい。
シャンプーごとに色落ちする。
一時染毛剤カラースプレー一時的染着。
毛髪ダメージがない。
シャンプーで落ちる。
Q.ヘナカラーとはどういったものですか?
A.ヘナとは天然成分でできたものです。頭皮・肌が弱い人・髪にダメージを与えたくない人へオススメです。天然成分(自然の植物)からできているので、髪・頭皮に安全というのがメリットです。ただし、色味がオレンジ~赤みにしかならない、髪を明るくすることができない、時間がかかるなどのデメリットがあります。とくに化学物質(ジアミン配合など)の純度100%でないヘナもありますのでお気を付け下さい。ちなみに当店ではヘナの取扱いはございませんのでご了承ください。
Q.黒染めを明るくするには?
A.ブリーチによって、黒染めによる髪に残っている染料を取り除きましょう。ブリーチで何回か繰り返して染料を除いていくので髪はかなり傷みますので、黒染めするときはよく考えてからすることをオススメします。
Q.普通のパーマとホット系パーマ(デジタルパーマ)の違いは?
A.普通のパーマの場合、濡れている時にカール・ウェーブがしっかりでます。ホット系パーマ(デジタルパーマ)の場合、乾いた時にしっかりカールがでます。もちろん作業工程も違いますので、普通のパーマで約2時間、デジタルパーマで約3時間ほどかかります。コテで巻いたような大きめカールをご希望の方はデジタルパーマ、ウェーブスタイルがご希望の方は普通のパーマがおすすめです。ご希望のスタイルによっても変わってきますのでご相談ください。
Q.普通のストレートパーマと縮毛矯正のストレートパーマの違いは?
A.普通のストレートパーマはかけているパーマを落としたり、多少のボリュームダウンをするときにします。くせ毛は伸びないので、くせ毛が気になる方は縮毛矯正のストレートパーマになります。
Q.パーマ後、当日にシャンプーしてはダメですか?
A.パーマをかけた毛髪は空気中の酸素に触れ、酸化作用によって定着していきます。当日シャンプーをしてしまうとパーマの持ちやかかりが悪くなってしまう可能性があるので、最低でも24時間は空けてからシャンプーをして頂きたいところです。パーマ・カラーの同時施術を避けるように言うのは同じ理由と、髪に負担がかかってしまうという理由でなるべく避けるようにしましょう。

ヘアケアについて

Q.サロントリートメントと市販されているトリートメントの違いは?
A.内部成分・栄養分の濃度が違います。市販のトリートメントも種類が多く何を選んでいいのか迷いがちですが、美容室では髪質に合わせたものを選んでオススメできるという利点があります。毎日使うものなので髪質に合うものを使うというのがヘアケアの第一歩です。サロンでしかできないシステムトリートメント(集中ケアのトリートメント)するのもオススメですよ。
Q.トリートメントとリンスの違いは?
A.リンスは毛髪の表面をコーティングするもの、トリートメントは毛髪の表面だけではなく、内部に浸透し栄養補給や補修をするものです。両方使っている方はトリートメントをしてから、リンスをするようにした方が効果的だと思います。
Q.育毛剤・発毛剤・養毛剤の違いは?
A.発毛剤は毛母細胞の活性化に有効で、新生毛の発育を助ける効果がありますので、新しく生えてくる髪を大切にしたい方へオススメです。育毛剤は毛髪の成長を促す効果があります。養毛剤は脱毛の予防と保護に効果があります。育毛剤と養毛剤は今あるご自身の毛髪をさらに成長させたい方にオススメです。それぞれ効果の違いがありますので、毛髪の状態・症状に合ったものを選んで役立てましょう。
Q.家で簡単にできるヘアケア方法は?
A.ヘアケアの基本はシャンプーとトリートメント、毎日使うものなので髪質に合ったものを使うだけでヘアケア効果はかなり違います。洗い流さないトリートメントを使うことによってさらに効果はアップします。お風呂上りにしっかりタオルドライして、洗い流さないトリートメントを髪につけ、ドライヤーでしっかり乾かす(触って湿り気がない程度に)。その後なじませる程度にもう一度つける、これだけで髪の状態はかなり良くなります。ちなみにお風呂で髪を洗うのは夜の方が良いです。一日の汚れをその日の夜にすっきり・キレイにしましょう。油分・汚れがたまったまま寝るのはよくないですよ。
Q.シャンプーは2回した方がいい?
A.通常シャンプーは1回で毛髪・頭皮の汚れは洗浄できます。スタイリング剤を多く使われる方や頭皮の脂分を気にされる方は、2回シャンプーすることをオススメします。ちなみに美容室でシャンプーを2回するのは1回目に汚れを落とし、2回目にマッサージ効果をもたらすという目的があるからです。
Q.ブラッシングはしたほうがいい?
A.ブラッシングのしすぎは。切れ毛・枝毛の原因となりますので、もつれをほぐす程度にしましょう。

毛髪・頭皮について

Q.人の髪の毛の本数、1日にどれくらい抜けるのか?
A.個人差はありますが約10万本と言われています。1日平均50~100本の自然脱毛があります。こちらも個人差がありますよ。
Q.髪の寿命はどのくらい?
A.男性で約3~5年、女性で約4~6年ですべての髪が生まれ変わると言われています。もちろん個人差があるので、2mを超える長さの髪を持つ女性もいるそうです・・・(ギネス記録を見てみてね。)
Q.髪の毛は1ケ月でどのくらい伸びるのか?
A.1日平均0.35mm伸び、1ケ月で約1cm伸びると言われています。ちなみに1日平均で、ひげ0.29mm、胸毛0.38mm、腋毛0.30mm、陰毛0.25mm、まゆ毛0.18mm伸びると言われていますよ。
Q.髪は何からできているのか?
A.タンパク質、水分、油分、微量の金属などです。ちなみに髪の毛は死んでいる細胞ですので、自己修復能力はありません。パーマ・カラーや日常生活でのダメージでパサつきなど感じられるので、普段からのヘアケアが大切になってきます。
Q.傷んだ毛髪と健康な毛髪との違い
A.健康毛の表面はキューティクルが何層にも整っており、内部にはケラチンタンパク質や細胞間脂質(セラミドなど)が充満しております。ダメージ毛の表面は、キューティクルが浮き上がっており、ひどい状態になるとはがれ落ちてなくなっていることもあります。またタンパク質が流出することで毛髪内部が空洞になり、コシ・ハリ・ツヤがなくなります。
Q.傷んだ髪って良くなりますか?
A.ダメージを受けた毛髪はキューティクルがはがれ落ちて、タンパク質が流出し、毛髪内部が空洞化しています(その他損傷もありますが・・・)。そのようなダメージを受けた毛髪であっても、ケラチンPPTや細胞間脂質(セラミドなど)など補修成分を与えることでダメージを修復することができ、毛髪の状態を改善することできます。やはり毎日のヘアケアなど(髪質にあったシャンプー・トリートメントを使ったり、洗い流さないトリートメントを使うなど)を継続することも大切です。ただし、ダメージレベルの高いもの、熱作用によっての高度なダメージはカットするしかない場合もありますので、日々のお手入れには要注意ですよ。
Q.薄毛対策・予防法を教えてほしい。
A.薄毛を予防するためには、毛根に栄養が十分に行き渡ることが大切です。そのために頭皮の血行を良くすること、普段から頭皮をマッサージすることが大切です。頭皮の症状にあった製品を選び、毎日使うことで頭皮に栄養分を補給しながらマッサージを継続することができます。何事も継続して、毎日行うことが大切ですね。それとともに食生活の見直しストレスをためないこと、睡眠をしっかりとること、過度な飲酒や喫煙をやめることも薄毛防止には大切です。
Q.どうして白髪になるのか?
A.何らかの原因でメラノサイトと言われる色素細胞の働きが止まったり、なくなってしまうからです。その原因として下記の内容が言われています。
  • 脱毛と同時に消えてしまう
  • 加齢によってメラノサイトの働きが弱くなる
  • 病気によってメラノサイトの働きが止まる、弱くなる
  • ストレスによる毛細血管の収縮で毛根に渡るはずの栄養が少なくなり、働きが弱くなる
  • かたよった食事・不摂生・ダイエット等による栄養不足で毛根への栄養が少なる
  • 遺伝
Q.どうしてくせ毛になるのか?
A.毛根に歪みがあることによって生み出される毛髪にねじれが生じる。生み出される毛髪の中のタンパク質が内部で偏った状態で存在する。これらのことが要因ではありますが、遺伝が大きく影響します。ちなみに日本人の70%以上の人はくせ毛です。ちなみにくせ毛の種類は下記のものが挙げられます。
  • 波状毛・・・毛髪が波を打ったように見える
  • 捻転毛・・・毛髪1本1本がねじれており、太さも一定ではない
  • 縮毛 ・・・毛髪が細かく縮れている、ねじれている
Q.頭皮も老化しますか?
A.はい、します。頭皮が老化すると白髪が増えたり、毛髪が細くなったり、抜け毛が増えたりといった症状が出てきます。その対策としては、毎日のヘアケア・スキャルプケアを継続してすることをオススメします。症状に合った製品を使ったり、頭皮のマッサージを毎日にしていくことが大切になってきます。
Q.頭皮の乾燥を防ぐには?
A.頭皮に潤いを与え、さらにマッサージで血行を促進することが効果的です。
Q.頭皮のにおいをおさえるには?
A.頭皮に残っている汚れや皮脂が原因であることが多いため、頭皮・毛髪に合ったヘアケア剤を使って清潔に保つことが大切です。
Q.頭皮ケアはアンチエイジング効果がある?
A.頭皮は表情筋とつながっています。頭皮をしっかりマッサージすることによって顔のリフトアップにもつながります。もちろん美しい髪をつくることにもつながるので、アンチエイジング効果となるでしょう。
Q.フケの原因は?
A.フケは頭皮の角質がもろくなってはがれ落ちる現象です。フケは2種類あり、乾燥タイプ・湿ったタイプに分かれます。乾燥タイプは粉のようにパラパラ落ちてくるもの、湿ったタイプは固まったもの、じめっとしたもの。フケが気になりシャンプーをしすぎると必要以上の皮脂を落としてしまい、頭皮が乾燥してフケの原因となることもあります。頭皮状態に合ったシャンプーを使うことと、頭皮の状態を正常に戻す製品を使うことがオススメです。

その他について

Q.お客様はどういう人が多いですか?
A.当店は親子2代で営業させていただいていますので、幅広い年齢層の皆様に来ていただいています。高校・大学が近いのでもちろん学生のお客様、親の世代からずっと来ていただいているおばあちゃん・おじいちゃん、キッズルーム完備ということもあり小さいお子様連れのママさんなどなど来ていただいています。ちなみに3割は男性のお客様です。
Q.1日中仕事で忙しいのですが、時間外での予約はできますか?
A.前日までに言っていただければできるだけ対応させていただきますのでご遠慮なくおっしゃってください。早朝・営業後(19時以降)・定休日(月曜日)での対応もさせていただくことはできます。(私どもの都合もあります・・・)
Q.小さい子供がいるのですが?
A.小さいながらキッズルームを完備させていただいています。お好きなDVDを持ってきていただいてもOKです。
Q.パーマのかかりが弱い、すぐとれた場合の補償期間がありますか?
A.パーマに限らずカット・カラーで万が一ご希望に添えなかった場合は、1週間以内にご連絡をいただくと無料でお直しさせていただきます。ご遠慮なくおっしゃってください。
Q.カットとカラーでどれくらい時間がかかりますか?
A.カット+カラーで約2時間ほどみていただいています。その他メニューについてもメニューコーナーに載せていますので、ご参考にしていただけたらと思います。
Q.予約はした方がよいか?
A.スタッフ人数が少ないため一度ご連絡いただけると助かります。混み合っているときなどお待ちいただく可能性がありますので、ぜひ一度ご連絡ください。
Q.どれくらいの期間で来店したらいいですか?
A.目安として下記の表を参考にしてください。。次回のご予約もお取りできますので、決まった曜日が休みとか、どうしてもこの日にセットしないといけないなどありましたらご遠慮なくおっしゃって下さいね。
カット(男性・ショートヘア)45日(1ヶ月半)
カット(ロング)60日(2ヶ月)
カラー60日(2ヶ月)
パーマ60日(2ヶ月)
デジタルパーマ90日(3ヶ月)
ストレートパーマ90日(3ヶ月)
Q.市販のコテとサロンのコテの違い、コテの選び方のオススメは?
A.サロンのコテも種類がたくさんありますが大きな違いはすべりが良くツヤが出やすい、温度調節ができる、高温まで設定できるので短時間で持ちの良いカールに仕上がる。最近は市販のコテも温度調整・高温設定できるものがありますが、200℃を超える設定は髪へのダメージを考えるとさけたほうがいいでしょう。ゆる巻きでよく使うのがミディアム~セミロングで32mmがオススメ、ミディアム以下なら26mmがオススメ、超ロングなら38mmがオススメ、ロングでもウェーブ感を強め、しっかり出したいなら26mmでもオススメです。髪が細い場合はカールがつきやすいので一段階太めの物。硬くて太い場合は逆にカールがつきにくいので細いものを選ぶといいでしょう。
Q.PPTって何ですか?
A.ポリペプチドの略でケラチンやコラーゲンなど多くの種類があります。髪の損傷部分の修復作用や保湿効果などがあり、カラーやパーマをする前、した後につけることで、カラーの発色パーマのかかりを改善することができます。
Q.クレジットカードは使えますか?
A.申し訳ございませんが、取り扱っておりません。
Q.寝ぐせがつかないようにするには?
A.寝ぐせが極力つかないようにするには、夜に髪を洗った後根元から完全に髪を乾かすことでかなり改善されます(髪質の問題で寝ぐせがつきやすかったりしますが)。
Q.海藻を食べると髪にいいって本当?
A.昔から伝わるこのうわさ・・・栄養分が豊富な海藻を食べるというのはもちろんいいことですが、科学的根拠はありません。海藻だけを食べて美しい髪を作るということはなく、バランスのとれた食事、毎日のバランスのとれた食生活で上質な栄養をとるということが重要です。